出版者著作権管理機構(JCOPY)設立の経緯と今後

 出版者著作権管理機構は、その前身を出版者著作権協議会(出著協)として、出版者7団体が集まり、1990年に設立され、私ども日本楽譜出版協会も参加いたしました。
 続いて1991年に日本複写権センター(JRRC)が設立されると同時に、出著協もその構成員として、著作者から出版者を経由して委託された出版物をJRRCに再委託し、JRRCから分配される複写使用料を著作者と出版者に再分配する業務を行ってきました。
 然るに、日本複写権センター(JRRC)が徴収する複写使用料について、当初認められていた自然科学系、医学系等の専門出版社の指値の扱いが中止されたため、これらの出版社による日本著作出版権管理システム(JCLS)が2001年に設立されるに至りました。
 これを機に、複写における著作権管理団体の在り方と運営に関して、大きな転機を迎える事になり、出著協は昨年9月、有限責任中間法人として出版者著作権協会(新出著協)を設立して、日本著作出版権管理システム(JCLS)との統合を目指して進めてきました。
 2009年3月31日付で、旧出著協から業務移管と営業譲渡を受け、新公益法人法に基づく一般社団法人「出版者著作権管理機構」に改称し、先月(7月1日)より、日本著作出版権管理システム(JCLS)から著作権管理事業者の資格を継承し再スタートしました。
 現在、日本複写権センター (JRRC)が徴収する新たな複写使用料に関する使用料規程の策定と、徴収した使用料を、著団連、学著協、出著管、新聞著協の4団体にどのように分配することが適当であるかについて検討を重ねています。
 今後は、複写にかかる権利処理体制の一元化を図ること。取り扱う委託出版物の点数の増加を促進すること。より多くの使用者との契約の促進を図ること。図書館、教育機関等での複写の権利処理について研究すること、などを課題として、使用者と権利者である著作者・出版者との懸け橋となるべく事業を推進して参ります。 

       
   
  楽譜ができるまで

 楽譜を読み音楽にすること、音楽で人の心に感動を呼びおこすこと、その行為の中には膨大な精神の活動が詰まっています。曲が生まれ、楽譜となって世に送られるまでの過程にも、同じように多くの作業が係わっています。
 著者の意図を正確に反映すること。読みやすく使いやすい譜面を作ること。
 私たち出版社にとって、それはもちろん商品を製造するという行為に他なりませんが、それだけではなく、著者・出版社・ユーザーをひとつに結ぶ、音楽文化の源としての誇りと志とを詰め込む作業でもあるのです。その様子をちょっと覗いてみませんか?

リーフレット-1はこちらのPDFファイルをご覧くださいPDF (PDFファイル:約714KB)

リーフレット-2はこちらのPDFファイルをご覧くださいPDF (PDFファイル:約632KB)

 

     

 

   
  内田豊前事務局長顧問に、深町建男氏事務局員に

 当協会の前身「日本音楽出版懇話会」の後半期から主要なメンバーとして活動され、86年当協会の発足で大きな役割を担い、以来長く責任理事として、また2003年1月以降は事務局長として楽譜出版協会と会員社のために尽力されてきた内田豊氏から、ご高齢のために退きたいとのお申し出がありました。
 理事会、運営委員会では内田氏に引き続き顧問としてご尽力頂きたいとお願いし、ご了解を頂きました。
 後任の事務局員には、カワイ音楽振興会で日ロ音楽家協会、ショパン協会など諸団体の活動のサポートにかかわってこられた深町建男氏にお受け頂くことになりました。深町氏は上記の事業の中で内田氏と親交があり、今後の事務局業務も円滑に行われるものと期待しております。
 協会では、8月6日にアルカディア市ケ谷にて納涼会を兼ねて、内田氏に感謝し、深町氏を紹介する夕べを行い、JASRAC、楽譜販売協会など関連団体からも多数の参加を頂きました。

       
     
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